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ケンネルカレッジからの新着情報

ドッグトレーニングについてお話し

みなさん、こんにちは(´・ω・`)

筑波山の梅の花は今、見ごろですよ!

梅まつりも今月20日までなので

お近くにお越しの際は、ぜひ筑波山へ(*´▽`*)

ドッグトレーニングについてお話し・・・

というテーマですが、トレーニング方法ではなく、

日本の傾向についてのお話しなのです(;^ω^)

よくトレーナー講座の受講生から

日本では、トレーニング教室が増えたり

しつけのされた犬がなぜ増えないのか?

・・・という難しい質問が寄せられます(;゚Д゚)

答えをまじめに話すと専門学校での授業に

なってしまうので、簡単に思うところを

述べさせていただきますね。

日本における飼い主の傾向は、

次のように言われています(^^♪

①子犬から飼い始めたい

②しつけトレーニングは

 かわいそう

③ドッグトレーナーに

 お金を払う習慣がない

④愛犬の欠点を他人に話すのは

 恥だと考える

⑤動物は自然であるべきと考える

これだけでも思い当たる節がありませんか?

もう少し、詳しくお話しすると・・・

日本人は、子犬がとても大好きです。

海外の人も、日本人でも

「犬と一緒に暮らしたい」から

犬を飼うのだと思いますが、

日本人の場合、「子犬から」という部分を

とても重要に考える人が多いということです。

なのに、しつけトレーニングという

『愛犬の教育』

については、意識が低いと言われています。

健康や美容や栄養には関心が高いのに・・・

これが人であればどうでしょうか?

自分の子どものことを大事に思う親なら

最低限の『教育』を受けさせたいと

思いますよね?

犬は家族、

ペットと人の絆、

終生飼養と適正飼育、

殺処分を0へ!

・・・などというキーワードは

日本人の中で一般的なものになったのに、

動物を育てる

という感覚がまだまだ旧態依然な

ままなのかもしれませんね。

このことから二つの状況が読みとれるはずです。

A 愛犬が人社会の中で

  生きるルールをしらない

B 飼い主も犬を飼うことについて

  勉強していない

犬を飼うということは、

犬という動物の行動ニーズを満たしつつ

人社会の中で生きていくルールを教えて

寿命まで責任をもって飼育管理する

ということ。

「動物を飼う」という

人の行為と向き合える飼い主で

あるべきなのだと思うのです。

動物病院や美容サロンの多さに比べて

トレーニング教室は、

なぜこんなに少ないのか?

以前、こんなことを言われました・・・

「病院や美容サロンは、

 「してもらえる」から

 お金を支払うけど、

 しつけ教室はお金を払ったのに

 「自分」でやらなくちゃいけないから

 おかしいと思う・・・」

お金を払ってまで・・・

という飼い主が多いということ。

みなさんのような動物のことを学ぶ人なら

しつけ教室は、

「飼い主が勉強するところ」と言われても

素直に受け入れられると思いますが、

一般の飼い主の中にはそうでない人も

多いということです。

同じように、

「社会化からトレーニングを続けることは

 飼い主の責任」

これも当たり前のように感じていただけると

思いますが、

一般の人の中には、

ひっぱったり、

吠えたり、

走り回ったり

飼い主を困らす愛犬の行動も

特に年配の飼い主の方の

飼育する意味(理由)になっている

ケースがあるのです。

これからドッグトレーナーを志す

みなさんに言いたいことは、

「こうあるべきだ」という正論だけでは

しつけトレーニングを

飼い主は受け入れないことがある

いうことです。

継続してトレーナーを利用していただくために

顧客である「飼い主」の感覚をよく

理解することが大切になるのです。

少し表現が異なりますが、孫子にある

「敵を知り、己を知れば百戦危うからず」

トレーニングの理論や主義だけでなく

飼い主に共感できるようになる・・・

このことを、まず理解すべきなのです。

もちろん犬のことを理解し、

愛犬の行動を読み解き、

コミュニケーションできる

ドッグトレーナーが思うことは

きっと正しいのだと思います。

でも犬だけでなく、普通の飼い主に

寄り添う心をもつトレーナーでないと

しつけトレーニングの重要性は

社会に広まらないと思うのです。

 

 

 

 

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