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適正な飼育について
みなさん、こんにちは(*^▽^*)
・・・昨日、今日と夏ですね、夏!
でも暑さに負けず学びをがんばりましょう!
休みながらね(^_-)-☆
今日は、ご質問への回答例なのですが・・・
とてもストレートなご質問でした(;´・ω・)
「よい飼い主になるにはどうすれば?」
みなさんは、どう考えますか?
動物愛護法にある
①終生飼養 : 寿命まで飼い続ける責任
②適正飼育 : 犬らしい生活を送る権利
という考え方の『適正』にヒントがあると
思っています。適正な飼育を考えた時に、
「人と犬」の適正にバランスをどのように
とるかが重要なのです。
犬を飼う品質は、
A 犬としての本能の充足
・運動(狩猟)・嗅覚 ・群れ生活
B 子犬期の社会化
・物怖じしない・人見知りしない
C 継続したしつけトレーニング
・問題行動の対処ではなく予防的
D 健康管理と美容
E 社会的交流
・犬友だち ・飼い主仲間 ・ペットサービス店
F 老犬介護と看取り
・・・この項目を軸にすることが基本になり
愛犬の生活を満たすヒントになると考えます。
もう一つ、
よくある勘違いをなくすことも大切です!
●犬は、人に従うもの・・・
「えっそうじゃないの?」と感じた方も多いと
思いますが、犬は命を持った生き物です。
『無条件』で人に従うわけではありません。
先程の項目を普段の飼育の中に組み入れたり
『愛犬に認められる努力』も必要だと思うのです。
例えば、犬を褒めた時に愛犬が「嬉しい」と本当に
思っているか大事ですよね(●´ω`●)
犬に指示した時に、
「犬がどう行動したか」だけではなく
「自分の伝え方は間違っていないか」と
考えられる人こそコミュニケーションを
重視していると言えるのです。
トレーナーの世界では、
「犬に何かさせたければ、人は犬以上に
努力、工夫しなければいけない」
という言葉があります。
採点時のコメントにも書いていますが、
「犬がいるだけでは
飼い主とは呼べない時代」
という意味をお考えいただくと
「適正飼育」という人も犬も幸せな生活に
近づくと思います。
以上です。
思っていたより長い文章になっちゃいましたが
硬く考えすぎず、明るい愛犬との生活を一緒に
考えていきましょうね(`・ω・´)ノシ