ケンネルカレッジからの新着情報
学習サポートへの回答例
みなさん、こんにちは(^^♪
スクーリングの日程公開日からたくさんのご予約
ありがとうございました。予定のないコースもあり
申し訳なかったのですが、みなさんのお越しを
お待ちしておりますね(^^♪
今回は、学習サポ―トで毎日、
たくさんの質問や相談が寄せられていますので
一部、回答をご紹介します('◇')ゞ
主に犬に関する内容の講座になっていますが、
スタッフは、みんな専門学校の先生ですから、
もちろん犬以外の他の動物についてもお答え
できます。今回は猫に関するご相談に関する
回答です(^^)v
Q 知り合いが保護した子猫を譲り受けることに
なりましたがチュールしか与えていなかった
ようでどんなフードも食べなくて困っています
A 猫の食性は、とても保守的なので犬よりも
苦労するケースが多くあります。ただ、本当に
総合栄養食でないチュールだけですごしていた
のであればちょっと問題です。動物愛護は、知識
による根拠がなければ自己満足で終わってしまう
可能性があるので、保護した後のこともしっかり
考えてから行動に移しましょう。
母猫からの母乳は飲んでいたのでしょうか?
栄養状態のレベルは、しっかり獣医師に確認して
下さい。給餌方法ですが、たいていの猫であれば、
ドライフードでも缶詰でも成長に沿って
どんどん食べるものです。月齢的に離乳~
給餌初期に感じますので、一度「猫用離乳食」を
チュールと混ぜ合わせて与えてみて下さい。
母乳を飲んでいたのであれば、ミルク成分を
嫌がることはないと思います。その後、
離乳食や主食(総合栄養食)を増やすという
方法が一般的になります。
この基本が通用しなければ、カテーテルを使って
直接、胃にフードを送ることは可能ですが、
これからずっと行なう必要がでてくると里親探し
にも影響が出ると思います。犬の場合は、
お腹が減れば食べるという習性が強いのですが、
猫の場合は(極端に言うと)死ぬまで食べないケースを
何回か見たことがあります。
当面の対処としてはカテーテル(カロリーの高いペースト
状処方食)で栄養摂取させつつ、食べられる物を探すと
いうことになりますね。ブリーダーでは生肉
(ネコ科動物は新鮮肉の嗜好が強いため)と
ドライフード等を混ぜるところもあります。
子猫なので下痢などの消化器官炎症は、
衰弱にすぐつながりますので注意が必要ですが、
まず対処と工夫の両立が重要に感じます。
解決策になっていないと思いますが、以上です。
また経過をお教えください。応援しています!
動物愛護活動をライフワークにしている人がどんどん増えて
いますが、「やりたいこと」と「できること」は異なるはず。
動物たちのためにも、正しい知識と実技技能を習得して
下さいね。